Consulado Honorário da República Democrática de
São Tomé e Príncipe, Tóquio
在東京 サントメ・プリンシペ民主共和国 名誉領事館
現在、世界的な新型コロナウイルスの流行により、入国にあたっての留意事項があります。
渡航を計画されている方は最新の情報を提供いたしますので個別にお問い合わせください。
サントメ・プリンシペは、西アフリカ・大西洋の赤道上にある島国です。
東京都の半分ほどの面積、人口 も約21万人の小さな国ですが、観光・投資・研究などにおける潜在的な魅力にあふれています。
サントメ・プリンシペ民主共和国名誉領事館は、日本で唯一の同国公館として、両国の架け橋となる活動を展開しています。
概 略
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サントメ島・プリンシペ島、主にふたつの島から成る民主主義の国です。1975 年にポルトガルから独立しました。首都はサントメ市、主要施設や空港などの多くはサントメ島に集約されています。気温は年間を通じて 25°c 前後です。赤道上に残された手付かずの自然が、多くの観光客を魅了します。
言 語
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公用語はポルトガル語です。学校では英語・フランス語も教えていますが、全体としてはまだ普及していません。空港やホテルなど一部の施設を除き、ポルトガル語以外の言語は通じないことを前提に、必要な準備をお願いします。
時 差
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日本との時差は -9 時間(UTC ±0)です。サマータイムは採用していません。多くの施設が朝 8 時頃から稼働しますが、昼 12 時から 2 時間ほどの長い休憩が一般的です。終業も早めなので留意してください。
治 安
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基本的には、紛争やデモなどは長年にわたり発生していない、平和でのどかな南国です。事件の発生も少なく、治安は良好です。しかし経済的に困窮している人も多く、特に盗難への警戒は常に怠らないでください。
アクセス
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ポルトガルのウンベルト・デルガード空港(リスボン)からサントメ国際空港への直行便(TAPポルトガル航空)を利用するルートが定番です。現在、日本からポルトガルへの直行便が就航していないため、各地のハブ空港でお乗り継ぎください。
査証(ビザ)
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15 日以内の観光を目的とする日本人の皆様は、入国にあたり査証(ビザ)を免除しています。ただし 3 ヶ月以上の有効期限が残るパスポートを所持していることが条件です。なお各機関への周知が充分ではないため、当館による 証明書 を印刷して携行することを推奨しています。
黄熱病
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黄熱病の汚染域ではないため、入国に際し予防接種は義務付けられておりません。ただし黄熱病の汚染域からの来訪者には義務付けており、入国審査時に接種証明書(イエローカード)の提示を求めています。ポルトガルからの直行便以外のルートで訪問する場合は、経由国に留意してください。
マラリア
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マラリア原虫に汚染された蚊の生息が確認されていないため、基本的には安全です。しかし近隣アフリカ諸国では流行している感染症であり、渡航者や貨物とともに流入してしまう可能性が常にあることから、専門医の指導の下に予防薬の服用を推奨しています。
観 光
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海も山も原生の自然を目の当たりにすることができます。プリンシペ島はユネスコ生体保護区にも指定されており、固有の動植物も多く確認されています。現地ツアーや各種アクティビティの選択肢も増えおり、ホテルのツアーデスクなどで情報を入手することができます。
宿泊施設・電圧
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複数のリゾートホテルが整備されていますが、ポルトガルを始めとする欧州各国からの観光客が多く訪れるため、満室の場合も少なくありません。主要な宿泊予約サイトからの手配が可能です。電圧は 220V(50Hz)、コンセントはタイプ C・F です。
食 事
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ポルトガルを始めとする欧州からの観光客が多いため、ホテルや市内のレストランでは、味・衛生面ともに一定水準を満たした料理を楽しむことができます。魚・蟹・カカオ・コーヒーなど地産品をぜひ味わってください。
通信環境
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主要ホテルでは WiFi が整備されており、通信速度も不満ないレベルです。携帯電話・スマートフォン・データ通信なども一般的な国際ローミングサービスで利用できます。通信機器のレンタルサービスはありません。
通 貨
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独自の現地通貨、ドブラを発行しています。欧州ユーロとの固定相場制を採用しており、1 ユーロ = 24,500 ドブラです。入国後、サントメ市内の銀行などでユーロから両替することを推奨しますが、高額紙幣からの両替ができない場合もあるので注意してください。
クレジットカード
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クレジットカードやスマートフォンを活用した新しい決済手段は、まだ普及が進んでいません。主要ホテルや一部のレストランなどではクレジットカードを利用できますが、通信・通電に障害が起きることも多く、現地通貨の用意を推奨します。
タクシー・レンタカー
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鉄道・バスなどの公共交通機関はありません。多くのホテルでは空港送迎を提供しています。また空港では飛行機の到着に合わせてタクシーも待機していますが、支払いには現地通貨が必要です。レンタカーは、宿泊するホテルで手配することが可能です。
緊 急
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ポルトガル語での意思疎通が可能な場合を除き、緊急時は宿泊しているホテルのスタッフにサポートを求めるのが最も適当です。医療機関は、サントメ市内に中央病院があり、ポルトガル人の医師も在籍しています。なお、日本大使館はなく、隣国の 在ガボン日本国大使館 が管轄しています。
私達は日本におけるサントメ・プリンシペ唯一の公館として積極的に活動しています
外 交
大使館・領事館に代わる政府機関として、一定の範囲での外交機能を果たしています。来日中の当国人の保護、当国を訪問する日本人のサポート、外務省をはじめ各機関との調整・連携、公式行事・式典・イベントなどへの出席、在日各国大使との交流・意見交換、各種の情報収集など、多岐にわたる公務を担っています。
広 報
日本における当国の知名度はまだとても低く、2018 年末に開設した当館の最初の使命として、広報活動を積極的に手掛けています。様々なイベントやスポーツを通じた活動や各種メディアへのアプローチの他、日本全国の学校を訪問しての『出前授業』や講演・トークショーなどをお引き受けしています。
観光誘致
日本からは遠く離れた位置にあり、アクセスも便利とは言えませんが、無二の観光資源に恵まれた国です。領海には緯度経度 0 ポイント、稀有な容姿を誇るピコ・カオ・グランデ山、手付かずの原生熱帯雨林・・・知る人ぞ知る南の島です。様々な手段で当国の魅力を発信する他、旅行会社や航空会社へも積極的なアプローチを続けていきます。
投資誘致
当国は人口が 20 万人ほどの小国ですが、観光・水産業・農業・インフラ・石油などの分野における魅力的な投資案件が多くあり、当館では官民を問わず、また規模や分野に関わらず、日本からの投資・進出をサポートしています。必要な法整備や改正などを現地政府・行政に促すことも可能です。
研究誘致
大西洋に浮かぶ火山島として形成された経緯から、研究対象としての潜在性に富んでいます。小さな国土面積でありながら、海抜 0 m から 2000 m までの標高差があり、そこで生息する動植物や微生物は、まだ学術的にはほとんど把握できていません。特にプリンシペ島はユネスコ生体保護区に指定されており、原生の環境が維持されています。まだ人類が知り得ていない新たな発見を、当館ではあらゆる面からサポートします。
援助誘致
当国は、まだ経済的には世界でも最貧に分類される小国です。日本からは毎年、政府援助(ODA)として食糧米の提供を受けている他、医療・漁業分野でも援助の実績があり、国民は深く感謝しています。今後も必要な政府援助を受けられるように、また頂いた支援の使途・運用・維持などが適切に管理されべく、役割を果たしてまいります。加えて当館でも独自に募金に取り組み、現地で必要としている支援を仲介なくダイレクトに届けます。
現地コーディネート
視察・番組制作などに必要な現地コーディネートを引き受けています。宿泊・レンタカーの手配はもちろん、必要な現地スタッフ・資機材の準備、アポイントメントや撮影許可の取得など、すべてを一括してお任せください。
災害支援
官民を問わず、日頃の日本からの様々な援助に対し当国ができることとして、災害支援に取り組んでいます。当館では発電機や給湯器などを備えた災害支援車両を導入しており、日本国内での災害発生時には被災した地域の自治体や各機関との連携の下、支援活動を実施します。
Team サントメ・プリンシペ
レース
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ラリー
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コンサート
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講 演
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在東京サントメ・プリンシペ民主共和国名誉領事館
住所
〒107-0062
東京都港区南青山4-28-26
電話番号
03-6206-2571
03-6206-2572
開館時間
平日 13 ~ 16 時
不定休のため来館の際はあらかじめご連絡をお願いいたします
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